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保育は「チームワーク」。
人との出会いが宝物です。

コビー職員座談会

COBY’s TEACHERS cross talk

長く働けるコビーの秘密とは?

勤続年数10年以上の四名の保育士の皆さんに、長く働くことができるコビーの魅力を語っていただきました。

●鈴木 朋子(保育士)  東京家政大学短期大学卒業 2003年入職
●森 末紀子(保育士)  国際学院埼玉短期大学卒業 2006年入職
●渡邊 理絵(保育士)  越谷保育専門学校卒業 2003年入職
●寺島 あゆみ(保育士) 淑徳大学短期大学卒業 2006年入職


コビーに入職したきっかけは?

渡邊 もともと自宅の近くにコビーがあり、地元ではとても人気の保育園ということで憧れがあったんです。園の前を通るたびに楽しそうな行事をしていたし、「ここでは自分の概念にはない保育をしているに違いない」という大きな期待がありました。ちょうど学校を卒業する年にコビーの公設民営園ができることを知り、コビーだけに絞って試験を受けました。「ここで働きたい」という気持ちの方が大きく、落ちたらどうしようという不安はなかったですね。

寺島 私は託児所勤務もいいかなと思っていたんです。でも、学校の先生から「こんなに素晴らしい保育園もあるんだよ」とコビーのことを教えてもらって。自分で調べていくうちにマトリクス保育に魅力を感じて採用試験を受けることに決めました。「縦割り保育」と「横割り保育」の両方の良さがあり、年齢の違う子同士が触れ合いながら成長できるという園はなかなかないと思ったので、とても魅かれましたね。

鈴木 卒業後は公立保育園の臨時職員として入職しました。でも、やっぱり正職員として働きたいという気持ちがあって。そんなとき、コビーで働いていた知人から正職員募集の話を聞き、採用試験を受けました。無事に採用が決まったときには、念願の正職員になれたという嬉しさでいっぱいでしたね。

  4年間、幼稚園教諭として勤めましたが、もう少し幅広い年齢の子どもの成長を見たいと思うようになり、転職を決めました。幼稚園の退職を機に始めた市民ミュージカルの活動で小林代表と知り合い、声をかけていただいたことが入職のきっかけです。


勤続年数10年以上、長く続けられる理由とは?

渡邊 やはり働きやすい環境が整っているからだと思います。まず、研修制度がとても充実しています。私は鈴木さんと同期で入職15年目になりますが、当時から研修があり、コビーの保育理念や考え方を最初にしっかり教えていただけたので、安心して保育の仕事を始められました。保育に入ってからも、はじめてやるものに関しては必ず先輩や上司が目を通してくれて、誰が保育に入っても「コビーの保育」が実践できるようになっています。今、私たちが自信をもって保育ができるのも、その指導があったからこそだと思います。

鈴木 相談しあえる体制も整っていますよね。新人の先生のそばには必ずベテランの先生がつくようになっていて。いつでも先輩に相談できるから、一人で抱えこむような人はあまりいません。困っている姿をみたら、先輩から「大丈夫?」って声をかけますし。

寺島 鈴木さんは先輩として、いつも場を盛り上げてくれますよね。食事に行くのも率先して声をかけてくれますし。今、こうしてスタッフ同士が良好な関係を築けているのも、先輩方のおかげだと感じますね。

  なにかあると上司や先輩から話しかけてくれるので、悩みがあってもすぐに解決できます。こんなに自分をさらけ出せて、精神的にのびのび仕事できる職場があるなんて!と思うくらい、居心地がいいです。

渡邊 「誰がどんなことで困っているか」という状況が把握できるのも、クラスを超えた活動が多いという、コビーならではの良さ。頼れる、学べる、見本となる、そして憧れとなる先輩がいて、そんな先輩方から大切なことを見て学べるのは、恵まれた環境だと思います。

森  グループ園とのつながりも強く、いろんな先生との巡りあいがあるので、「そういう考え方があるのか」という発見がたくさんあります。同僚からいろんな刺激を受けられ、モチベーションにつながっています。


コビーの保育の魅力は?

森  まず、異年齢での交流がとても新鮮でした。大きい子たちが自然と小さい子の面倒を見ているんです。幼稚園はクラス単位での活動だったので、幼稚園にはない成長の仕方があるなと感じました。それに、コビーでは担任の枠にとらわれず05歳すべての子たちと関わるので、発達への理解も深まりました。

鈴木 いろいろありますが本物に触れる保育ができることでしょうか。食器もプラスチックではなく陶器やガラスを使っています。最初は「子どもたちが割ったらどうしよう」と戸惑いましたが、むしろ子どもたちの方が慎重に扱うくらい。物を大切にする気持ちも育まれていると思います。

渡邊 制作のレベルがとても高いです。折り紙だったら「縦目(たてめ)」と「横目(よこめ)」を見て、七夕の短冊を作るときは丸まらないように横に切るとか、輪つなぎを作るときには丸まりやすいように縦に切るとか、細かいところが徹底しています。

森  なにかを作るにしてもミリ単位できっちり計るし、材料を用意するときも10個なら10個、すべてが同じサイズになるように揃えないといけない。以前働いていた園では、かなりざっくりしていたので驚きの連続でしたね。でも、子どもだからこそ高品質のものを提供しなくちゃいけないんだなと改めて思いましたし、勉強にもなりました。

渡邊 しかも、そのこだわりを子どもたちにも実践してもらうんですよね。最初はできるか心配でドキドキしながら制作させていましたけど、小さい頃から基本を教えると年長になったときにしっかり制作できるようになるんです。基本を教えるって大事なことだなと今でも思います。

鈴木 運動会や発表会の衣装も凝っていてびっくりしました。公立の園ではカラーのビニール袋を利用したかんたんな衣装でしたが、コビーはデザインも素材も本格的。しかも職員がひとつひとつ手作りします。その衣装をはじめて着たときの子どもの表情といったらもう言葉では表せないほどいい顔なんです!この顔を見たときに「コビーに入ってよかった!」と思いましたね。


育休産休制度について

寺島 長く勤められるという点では、産休・育休制度がしっかりしていることも大きいです。私は子どもが3人いて、これまでに産休・育休をあわせて2年半とらせてもらいました。産休に入るときには「おめでとう」と祝福してもらい、育休明けで復帰したときも温かく迎えてくださったので、ホッとしました。今は9時~16時の時短勤務で残業もなく、家庭と仕事も無理なく両立できています。子どもが熱を出してお迎えに行かなければならなくなったときも、「行っておいで」と優しく送りだしてくださるので、とてもありがたいです。

渡邊 職員の半分くらいは子どもがいますよね。法人全体で産休をとる人は一年間で20人以上。なかには3人同時に産休に入った園もありますが、ほかの園の先生が入ってカバーできるから、周りのスタッフが犠牲になることはありません。それも、園数が多いコビーだからできることなのかなと思います。

寺島 子育て中の先生がたくさんいて、相談に乗ってもらうこともありますね。産休・育休の制度があっても実際の取得実績が少ない職場もあると聞きますが、コビーはほとんどのスタッフが産休・育休を使っていて、出産を機にやめてしまうスタッフが本当に少ないです。


キャリアアップについて

鈴木 私は自分の能力を引き出してくださる上司に出会えたことで、大きく成長できました。運動が好きということから、保育のなかでも運動を活かす場面を作ってもらえましたし、今はグループ園のなかで体育保育をリードするチームの副リーダーとして、体操指導の分野で力を発揮できています。自分の得意分野で活躍できたことで自信になり、仕事もさらに楽しくなりました。

森  キャリアアップでは、転職組・新卒組とか一切関係ないので、とてもやりやすいですね。やる気次第で誰でも役職につけるチャンスがあるし、実際に、私も責任あるポジションを任され、日々やりがいを感じています。

鈴木 法人としてもどんどん成長していて安心感があります。私が入職したころは3園だったのが、今では30園以上にも増えています。新しい園ができるということは新しい園長が必要になるし、その下につく副園長や主任も必要になる。10年後、20年後のキャリアアップを見通せることは、長く勤められるポイントにもなると感じます。

渡邊 これもコビーの特徴かもしれませんが、法人の代表との距離がすごく近いですよね。失礼ですけど、本当に話しやすいし、困ったときにはいつでも話を聞いてくださる。常に新しいものを追求している方なので、お話するたびに新たな気持ちで頑張ろうと思える存在です。それに、ここぞというときに助けてくれるんですよね。

鈴木 代表のひと声って、本当にありがたいですよね。業務がパンクして悩んでいるときに、ササッと「こうすれば大丈夫だよ」って答えを出してくださって。その一言に何度救われたことか

渡邊 代表は、運営園数が多くなった今でも運動会と発表会のリハーサルでは全園立ち会って、直接指導してくださりますし、着任前研修も自ら参加するくらい熱心な方。その熱い気持ちを私たちも身近で感じとれるから、迷わずブレずに、安心してついていけるのかなと思いますね。


就職活動中の方へのメッセージ

鈴木 私ははじめ安定性を求めて公立の保育園に入職しましたが、残念ながら自分の個性を発揮できずに辞めることになりました。だから、就職活動ではいろいろ見学して、自分らしさを伸ばせる職場を見つけて欲しいですね。その方が、結果的に長く勤められるのかなと思います。

  どんな職場でも悩むことはあると思いますが、コビーの先輩方は悩みを一緒に考え、サポートしてくれます。不安な状態になっても声をかけてくれるので本当にやりやすい!なので、一緒に頑張りましょう!

寺島 女性は結婚や出産を機にキャリアがストップしてしまう人も多いと思いますが、そのまま継続できるのがコビーの良さです。2017年には、職員の子どもを預かる企業内保育施設「コビープリスクールさくらのさとテラス」という保育園ができましたし、万全の体制が整っています。これから出産を考えている方も、すでにお子さんがいらっしゃる方も、安心して働ける場所だと思うので、ぜひコビーを選択肢に入れてみて欲しいですね。

渡邊 ほかの職場を経験したことがないので説得力がないかもしれませんが、私自身が職場の環境づくりで意識しているのは「声をかけあう」ことです。スタッフが笑顔で過ごせる環境が大切だと思うので、ぜひ保育士の表情がイキイキとしている職場を見つけてください。それがコビーなんですけどね(笑)。

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